時候の挨拶とは、適当な慣用句などを使用した季節の挨拶のことです。
社会人の常識として、手紙やハガキなどの書き出しは時候の挨拶からはじめましょう。
時候の挨拶をキチンと使えないと、
「礼儀のできてない人だなぁー」とか、
「ここの会社は教育がなってないなぁー」
などと思われて、会社や自分自身の価値を大きく下げる事にもなり得ますので気をつけましょう。
時候の挨拶は、1月なら『厳寒の候』や、『寒さ厳しき折』などがあり、それらを盛り込んだ挨拶から始めます。
例に出すと、『寒さ厳しき折、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。』⇒『さて私事ではございますが・・・』のような感じで書き出します。
ちなみに一般的には時候の挨拶の前に「拝啓」「謹啓」などを付けます。
「謹啓」は「拝啓」よりも儀礼的な手紙に使われます。
結びは「敬具」で統一してオーケーです!
それでは下に、時候の挨拶をリストアップ致します。
時候の挨拶を使用するときには、その時の気候やシチュエーションに合ったものを選びましょう。
例えば、まだまだ暑さが厳しいにも関わらず、
『暑さも峠を越しいよいよあき』
などとするのは、当然間違った使い方になります。
時候の挨拶を正しく使用して、社会生活に活かしましょう!